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サロン

           
健康食材きのこ

                     税経管理第6部 夏目 晴美

 しいたけ、えのきたけ、なめこ、まいたけをはじめ、きくらげ、えりんぎ…と、

この季節、食卓をにぎわすきのこたち。おいしさはもちろんのこと、きのこには

栄養もぎっしりと詰まっています。


 きのこの成分は、水分を除くと、胃や腸の掃除役として知られる食物繊維が四

割以上。エネルギーの代謝に欠かせないビタミンBも含まれます。それ自体ロー

カロリーですから、体重が気になる方にはピッタリの食材です。肉と一緒に食べ

れば、肉の脂によるコレステロール値の上昇を抑える働きが期待できます。その

ほか、血圧をコントロールするカリウムも含有。これはどのきのこにも、ほぼ共

通しています。


 また、太陽の光をたっぷりと浴びて乾燥したきのこ=干ししいたけや干しきく

らげには、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富。最近の干ししいたけは

熱風で乾燥しているものも多いのですが、水でもどす前に30〜1時間ほど日光に

当てることで、ビタミンDはなんと10倍にもなります。


 そんな体にうれしいきのこですが、よりおいしく食べるために、ちょっとした

ポイントがあります。きのこのうまみのもとは、グアニル酸という成分です。こ

のグアニル酸は、昆布のグルタミン酸と合わさることで、そのうまみが17倍にも

ふくれ上がるのです。しょうゆにもグルタミン酸は含まれますから、昆布でだし

をとり、しょうゆで味付けして食べると、うまみがグンとアップ!きのこと昆布

としょうゆは相性抜群と覚えておきましょう。


 和、洋、中とどんな料理にもよく合う食材、きのこ。主役になることは少ない

けれど、うまみたっぷり体にいい成分も満載!少しずつでも毎日食べたいですね。

11月5日(金)は、社員慰安会のため休みとさせていただきます。


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