The Sky's The Limit



サ ロ ン

旅の楽しみ

税経管理第1部 加瀬裕美

旅に出る。私にとって旅は、何よりの気分転換になります。

毎日、時間は同じように流れているはずなのに、旅先での時間はなぜだかゆっくりとしています。

旅先ではもちろんたくさんの楽しみがありますが、飛行機や新幹線など乗り物で移動しているときがもっとも楽しい時間です。

大切な仲間との旅。まず、東京駅でお弁当やおつまみなどの買い物からはじまります。美味しそうなお弁当を迷っている時間は、ワクワクの最高潮。食べきれないほどたくさん買って電車に乗り込み、缶ビールを飲みながらワイワイと。普段、笑うことを忘れていたなーと思い出したように気持ちが和み、都心からだんだんはなれていく感じがとても好きです。

最近は大はしゃぎすることはできなくなり、静かに笑ってお話しするよう心がけていますが、気の合う仲間との旅は、何よりのリフレッシュになります。


ひとり旅もいいものです。自由なので、いろいろな発見があります。ひとり旅のときは、飛行機でと決めています。

空の旅のいちばんの楽しみは、窓の外の雲海を見ることです。

先日、大阪から羽田行きの飛行機に乗った際、少し早い夕方の便に乗りました。窓の外には美しい夕日とオレンジ色に染まった雲海が広がり、だんだんと夕日が傾き変わっていく雲の様は、今まで見たことのない美しさでした。

古都へ行くと、ゆっくりと流れている時間に癒され、毎日急いで焦っていたことに気づきます。

旅先でゆっくり深呼吸をして、美味しい物をいただき、そして自分のリズムを取り戻します。


旅の終わり。だんだん都会の眩しさが迫ってくるより、飛行機で一気に現実に帰った方が、なぜだかそのギャップに安心します。

旅は、何気ない日常の大切さも、思い出させてくれるのです。




ページの先頭へ戻る